5.19 推しの個人イベントに行ってきました。

5月19日

 

征ってきました、日向野祥君の個人イベント

 

 

 

It's Show!Time vol.1~はじまりの章~

 

 

 

何を隠そう瀬戸啓太君最推しの羊吉ですが、

 

なんでお前ここいるのってあれです。

 

はやて嬢の最推しが日向野祥君だからです。

 

なので僕は祥Timeの皆さんの同伴者の皆さんです。

 

でも待って、怒らないで祥Timeの皆さん。

 

なにを隠そう僕もちゃんと祥Timeの皆さんです。ファンクラブナンバーは二桁です。日向野祥ツンデレ推しです。

 

祥くんがツンデレという意味ではありません。

 

羊吉「僕は瀬戸啓太君推しです!…え?日向野祥君??ああ、啓太君と仲の良い…え?違う!別に日向野君は推してない!かっこいいけど!顔も声も挙動もタイプだしかっこいいけど!!!推してなんか……な………い…………かっこいい…ヒェ…やっぱ推す…」

 

上記例文、これがツンデレ推しです。ご査収ください。

 

 

 

 

さて。

 

 

 

星陵会館イェェェェェェェエィ!!!!!

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チケ運を爆裂させて昼夜押さえられました。奇跡。

 

写真は夜のトーク終わってから撮影。煌々と輝く星陵会館。

 

夜の部はチェキしないで帰ったのでまだ明るかったんですねぇ。

 

 

 こういうイベントは初めてだった…というか推してる本人とわざわざ接触するような界隈にいなかったもんで、はじまりの章がはじめての祥だったわけです。もうよくわかんねえや。

 

 

 

 端的に云うと、楽しかった。いろんな意味で。

 

 まず、座席が近年稀に見る、というか奇跡レベルの席番。

 

 今まで恐らく(この界隈ではないけど)100枚以上チケットを購入してきて、その中でも最高ランク、牛肉でいうところのA5ランク席。2枚とって2枚とも祥君の御尊顔が終始拝み続けられる。すごい。 500キャパの恐怖。

 

 

 大学生の時に新宿ロフトで整番一桁を取って、よーし、最前センターいくやでーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!って意気揚々と最前センター陣取って、

 

 いざ始まった時にボーカルと目線どんぴしゃりだった時ぐらいのやっちまった感はあった。あの時のことは覚えてない。

 

 

 最前センターにあこがれる乙女たちに伝えたい。

 

 

 あそこは訓練された強靭なハートをもつ戦士のための席だ。うぶな処女には向かない。公演を、推しを楽しみたいなら5列目。いいかい、5列目から後ろだ…(CV/石田彰

 

新宿ロフトはステージがめちゃんこ低い。僕の身長が155cm位だったらあんな目には合わなかったのかもしれない。)

 

 

 

トークイベント自体は昼も夜も短めだったかな?(いままで一人でもしゃべくり倒す系の人しか推してこなかったから、俳優さんのイベントはこれが普通なんだろうか)

 

 

 トーク1時間、チェキ3時間くらいの割合。たぶん。

 

 

 午前の部は物販のちょっとしたトラブル(なのか?わかんね)で事前物販は途中から祥君とのチェキ撮影券のみの販売に切り替わった。

 

 その時点で外の暑さに脳みそがやられていた僕は、えーーーやだァ、チェキどうしよう、何枚にしようかなあ…と直前になって乙女っぷりをさく裂させて悶えるはやて嬢を尻目に

 「初回のイベントで予想以上の物販列に開演が押すなんて日向野祥…大物になる予感しかしねえな………」

 みたいなことを考えていた。朝ごはんも食べてなかったからブドウ糖不足だな。あとはシンプルに頭がおかしい。

 

 チェキは今回ポーズ指定でイベント数日前に開示されたんだけど、

 1枚目:ピース

 2枚目:くまみみ

 3枚目:ハート

 4枚目:頭ぽんぽん

 5枚目:手つなぎ

 

 だった。たしか。

 

 嬢は4枚目からが無理だったようです。ぐう乙女か。いとしい。しかもピースだけ2ショットで、2と3はソロショット。自分はいらねえって気持ちはわかる。

 

 直前まで5枚積みなよ!2度とないかもしれないんだぞ??!金は出すからきにすんな!!!?って押したけど無理でした。

 

 僕があんまりうるさいから嬢が切れ気味に「お前じゃあ瀬戸君に頭ぽんぽんされて手つなげんのかよ?」って言ってきて納得しました。無理だわ。ソロショ頼むわ。

 

 なのではやてのかわりに羊は5枚積みました。日給半分で、イケメンとハートが作れて手ェつなげんだぞ。積むだろうが。こちとらモテ期12歳で終わっとるんじゃ。なめんな。

 

 トークライブから1時間くらい経って、順番が回ってくる。ステージ上に立てられたパーテーションの裏に、パイプいすが4つ、一番右と一番左にファンが案内される。真ん中の2つの席を祥君が移動する感じ。

 

 スタッフさんにチェキ券を渡して、前の人が撮られている様を眺める。皆大体照れる。だよな。かわいいかよ。

 

 例に漏れずはやて嬢もものすごく照れていた。幸せそうな貌で。いいな。なんか良かった。何故かテンションの上がる羊。

 

 スタッフさんがすごく明るくて気さくなかっこいいおねえさんで、この時点で羊の緊張は吹き飛んでました。隣の人の撮影が終わって、駄羊吉の隣に爽やかに座る日向野祥。

 

 祥君「よろしくお願いします!」

 羊「よろしくお願いします!!」

 祥君「…なんか服、おそろっぽいですね?」

 羊「お、本当ですね~」

 

 その日は前日の仕事帰りにはやて嬢が選んでくれたチェックのジャケットに白の開襟シャツ、黒のスキニーといういでたちだった。本当は去り際に「応援しています!」って颯爽と言っていくつもりだったのに、まさかよろしくお願いします以外の言葉を掛けられるとは。完全に想定外だ。日向野祥からまさかのペアルック宣言。語彙は死んで心臓は鼓動をやめた。私のお墓の前で泣かないでください。

 

 ていうか「お、本当ですね~」じゃねえよ…ひざから崩れ落ちてむせび泣き喜ぶところだろうが…

 

 唐突に話しかけられるとどもるいつもの駄羊にはその返事が限界だった。前に撮られたはやて嬢の幸せフェイスと撮ってくれたおねえさんありがとう。たぶんこの二人のお蔭だと思う。やっぱり本人はだめだ。騰がる。

 

  石のように固まった状態でピースを作るワイ。何を思ったか()身体を寄せてくれる日向野祥。肩が触れる。まじかよ。このイケメン、私をなんだと思ってるんだ。田舎住まいのブスOLだぞ。分かった、電車の背もたれと勘違いしてるのか。大丈夫か?疲れてるのか?

 

 2枚目、ソロショットでお願いしたくまみみをあざとく作る日向野祥。映り込まないように椅子に座ったまま必死ではけるジンギスカン。横目であざとみあふれる祥君を盗み見る。完全にスケベ顔だったと思う。最高にかわいい。こんな同い年の男の子がこの世に存在していることに関して、日向野祥を平成3年に生誕させてくれた日向野家の御母堂に心より感謝申し上げたい。

 

 あとかわいいポーズのソロショットに絶妙な背徳感を覚えたので一人でやってちょっと恥ずかしいショットもう少し増やしてください。

 

 3枚目のハート、指をくっつけないようにしたほうがいいんだろうかとか躊躇する隙もなく間合いを詰めてくる日向野祥。この間合いの詰め方は侍だ。辻切り向きだ。

 

 4枚目、唯一の鬼門、頭ぽんぽん。されたことねえよ、頭ぽんぽんなんてよ。会社で仕事中にじじいに書類で頭ぽんぽんはよくされてる。

 あと、全長男(?)長女は分かってくれる人が多いと踏んでるけど上の子って頭ぽんぽん慣れないよね?

 手つなぎと頭ぽんは順番逆だろうと今でも思う。否応なしに進行するチェキ会。腹を決めろ。口から出た言葉は「恐縮です」だった。死にたい。

 

 5枚目のハードルはさほど高くない。握手みたいなもんだろう。そう思っていた。

 馬鹿野郎。それは手繋ぎじゃねえ。指示したのは誰だ。責任者をここへ呼んでこい。

 これは恋人繋ぎだ。バルスする時より親密度が高くないとできないつなぎ方だ。そうならそうと最初から書いておけ。こちらにも準備というものがある。もうよくわからない。

 日向野祥の手のひらは「羊吉って指は短いけど手のひらおっきいよね!」と言わしめた農民の手よりはるかに広かった。もはや太平洋だ。合わせた手のひらの隙間から少し節張った白い指が重ねられる。oh,bunny...これが樋口一葉一枚分の世界か。クレイジーだ、僕はチェキ会を甘く見ていた。

 

 年ごろをもう過ぎかけてしまった哀しきモンスターの魂は永久に救われたんだ…この記憶はブログに遺そう。奴隷のように這いずり回り罵声を浴びせられながら血と涙と引き換えに稼いだ金で、冥土の土産が買える時代だ。ジーザス。神よ。

 

 全5枚分の撮影が終わって、早急に起立する羊。自分でも驚くくらいはっきり「ありがとうございました!」と発音できた。祥君の耳に手前の駄声が入ってしまったのが心配だ。鼓膜は無事だろうか。

 彼はしっかり目を合わせて「ありがとうございました!」と返してくれた。ありがとうを言いに来たのにまたありがとうと言われてしまった。

 もう今生は日向野祥という人間の幸せをひたすらに祈る人間であろうと心底思った。おおグローリア、推しに栄光あれ。

 

 昼の部が終わった後、お昼ご飯に牛丼をはやて嬢が所望したので永田町のど真ん中で牛丼をキメながら、僕は気づいた。

 

 はやて「なんか牛丼違った…ぱさぱさしてる…」

 羊「…」

 はやて「?」

 羊「やばい」

 羊「手からめtttttttっちゃいい匂いがする…………………」

 はやて「えっキモ…」

 羊「イケメンの匂いだ…」

 

 ちなみに場所柄数歩歩けばポリスメンと目が合う感じ。

 

 イケメンのこと考えてる時はだいぶ逮捕される貌してることが多いので気が気じゃなかった。

 

現代の警察に思考スキャン能力が付いてなくて本当に良かった。

 

 

イベ終わりについったでつぶやいたけど、本当に一挙手一投足が自信に満ち溢れていて、ああ、きっとこの内から発光するような自信が(もはやドヤ顔が)普通のひととは違う理由なんだろうなあ…と直に感じられた。近くに行くとわかることもあるもんだなあ。行ってみるもんだな、イベント。

 

 ただトーク中はきらきらでかわいい28歳のポンコツボーイだなあと思った。そのギャップが堪らん。春は化け物。冬は寒い。

 

 仕事で辛くてしにたくなっても、書類で頭ぽんぽんされても、この時の記憶で少しやったるでってなれる。単純な人間でよかったな自分。

 

 明日からまた連勤だ………会社の電話線切れないかな??????

 夜食キメて寝よう。